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3月10日、岡山地方裁判所に提訴しました

2014年(平成26年)3月10日
提 訴 声 明
福島原発おかやま訴訟 原告団 弁護団 一同

2011(平成23年)3月11日に発生した東京電力福島第一原発事故から明日で3年を迎えます。

福島第一原発からは,今も汚染水が大量に漏出しており,事故がいつ収束するのか予測もできない状況です。

この未曾有の大事故は,かけがえのない故郷を汚し,人と人のつながりを引き裂き,私たちの大切な日常を一瞬にして奪い去りました。

私たちは,放射能の恐怖から逃れるため,故郷を離れ,岡山の地へ至る過程で,苛酷な環境を強いられました。

そして,原発事故によって住み慣れた地域を失い,仕事を失い,知人・友人とのコミュニケーションの機会を失い,子どもたちは転校を余儀なくされ,家族が離れ離れに生活せざるを得なくなりました。

このような事態は,それまでの人生で積み重ねてきたものを突然失うことに等しいものです。

国と東電は,官民一体となって,原発の稼働を続けてきました。原子力発電所は,一旦事故が生じて放射性物質が原子炉外に放出されると,回復困難な汚染が生じるものであることは明らかなことでした。

そのため,国と東電は万が一にも原子力発電所事故を発生させないよう,安全対策をとらなければならないはずです。にもかかわらず,国と東電の安全対策が不十分であったために,福島第一原発事故は発生してしまいました。

そして,私たちの日常は奪い去られてしまいました。国と東電の責任は重大です。

しかし,国は自らの法的責任を否定しています。

また,東電も,被災者への賠償に極めて消極的であり,被災者の被害の実情について理解がされているとは思えません。

私たち,原告96名,34世帯は,本日,国と東電に対し損害賠償を求めて提訴しました。

この訴訟の目的は,①東京電力と政府の責任を明らかにするとともに,②原発事故により生じた損害について,東電への直接請求や原発ADR手続によっては補いきれない損害の賠償を求めることです。

そして,③この裁判を梃子(てこ)にして,政府により全ての被災者に対する救済がなされることです。

私たちは,被害を受けた全ての被災者と手を取り合い,全国で展開されている同種訴訟の原告団・弁護団とも連携して,力を尽くしていきます。

どうか,多くの皆様の温かいご支援をお願いいたします。
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